トップ > 弘前公園(本丸・北の郭有料区域) > 弘前公園と植栽の歴史

弘前公園(本丸・北の郭有料区域)

弘前公園と植栽の歴史



1604年 津軽為信が町割りに着手。

二代信牧(のぶひら)
 1607年12月5日、京都にて永眠した為信の遺志を継いで、二代弘前城主に22歳で就任、高岡城(現弘前城)の造築に着手。
 慶長14年(1609)4月15日幕府から築城許可下りる。

1610年 弘前城の築城工事開始
1611年 一応完成。東西約615m、南北約950m 49・2ha
堀越城より移転
1627年 9月5日夜、築城17年後、弘前城天守(当初は5層)が落雷にあって炎上
1628年 8月20日 高岡を弘前と改称、同時に、弘前城と呼ばれる。

4代信政(のぶまさ)1656年(明暦2年)~
1658年(万治元年) 外西の郭の馬場前に並木松を植える 
1670年(寛文10年) 北の郭西方に松を植栽
1685年(貞享2年) 三の丸土塁に松を植栽
1690年(元禄3年) 西の郭に薬草園を作る
1702年(元禄15年) 三の丸屋敷に庭木を植える

5代信寿(のぶひさ)1710年(宝永7年)~
1715年(正徳5年)藩士が京都から桜の苗木25本を持ち込み城内に植栽 
関山(カンザン) 西濠
関山(カンザン) 西濠
正徳5年(1715年)植栽
  正徳桜(品種不明) 二の丸
正徳桜(品種不明) 二の丸
正徳5年(1715年)植栽

1719年(享保4年) 西の郭に上方より移入の諸木を植栽
1722年(享保7年) 北の郭 館神神社前に松並木を植える

9代寧親(やすちか)1791年(寛政3年)~
1810年(文化7年) 三の丸庭園(現植物園内)築庭

12代承昭(つぐあきら)1859年(安政6年)~
1871年(明治4年) 廃藩置県、弘前県になり、同年青森県となる。
1882年(明治15年) 旧藩士 菊池楯衛、ソメイヨシノ1000本植栽

1895年(明治28年) 弘前公園開園

1901~3年(明治34~36年) 内山覚弥(旧藩士、市議)の提案によりソメイヨシノを1000本植栽
1914年(大正3年) 弘前市在住の宮城県人会がシダレザクラを寄付
1952年(昭和27年) 国史跡指定「津軽氏城跡弘前城跡」
1956年(昭和31年) 元市議 福士忠吉が7年木ソメイヨシノ1300本寄付
1968年(昭和43年) 市内ライオンズクラブが本丸にヤエベニシダレを寄付
1973年(昭和48年) 県緑化推進委員会がソメイヨシノ95本、八重桜50本寄贈(外濠、二の丸)
1975年(昭和50年) 開園80周年記念で昭和桜24本植栽(三の丸)
1985年(昭和60年) 開園90周年で八重桜11種25本植栽(三の丸)
1987年(昭和62年) 弘前城植物園開園
1989年(平成元年) 7月、鷹揚園(弘前公園)が都市公園100選に選ばれる。
2006年(平成18年) 10月弘前公園が日本の歴史公園100選に選ばれる。

この他、記念植樹等で市内外の個人や各種団体による植栽、寄付など多数